こんにちは♪あぴかです♪
勉強はしようと思うんだけど、机に座ると眠くなったり、なんだか効率よくできないことが多いんだよね。。。
せっかくやろうかなと思っても、効率よくできなのはもったいないよね。
そのとき二酸化炭素の濃度を気にしているかな?
に、二酸化炭素濃。。。?何か関係あるの??
やる気とかの問題じゃないの??
やる気も大事だけど、人間は意志の弱い生き物なんだ。
できるだけ意志に頼らず、効率よくできる環境を作ることが大切なんだ。
その一つが二酸化炭素が関係しているから説明するね。
空気で効率を上げる方法
なんだかよく聞くような話だけど、これでどんな効果があるの??
二酸化炭素が増えることで、脳に様々な影響を与えるんだ。
まずは、その影響から説明するね。
二酸化炭素が作業効率に与える悪影響
注意力や記憶力が下がる
チベット大学ー華南師範大学高原脳科学研究センターなどの研究によると、
酸素の薄い高原で生活していた人の方が、低地で過ごしていた人より、
脳の「ワーキングメモリ」のパフォーマンスが低かったということが明らかになりました。
脳の「ワーキングメモリー」は、数字や言語を短期的に覚えたりする部分です。
脳は、取り入れた酸素の25%も消費しています。
酸素が低いということは、相対的に二酸化炭素濃度が高いということになります。
せっかく頑張って勉強や会議をしていても、酸素が少ない状態では捗るはずがありませんね。
「ワーキングメモリ」は脳の作業机の部分だよ。
机が散らかっていたり、小さかったら作業しづらいよね。
意思決定能力のが下がる
米ローレンス・バークレー国立研究所とニューヨーク州立大学の研究によると、
マネージャーや建築士、デザイナーを対象に、様々な空気環境の中でテストをしてもらったところ、
二酸化炭素やVOCなどの汚染物質がきれいな環境にいた人たちが、
最もパフォーマンスが高かったということが明らかになりました。
その中で最も成績が良かった分野が、
「いかに情報を使って戦略的決定をするか」を試す分野と、
「危機環境下でいかに計画を立てて覚悟を決めて、戦略を練るか」を試す分野でした。
クリエイティブな作業や、緊急事態のときは、空気環境が整った場所でするほうがいいですね。
換気率を基準の2倍にすると生産性効果は、
1人当たり年間6500ドル(約70万円)と推定されているんだ。
換気しただけでそんなに効果あるんだ!!
眠くなる
授業中や会議中に眠くなったことある方がほとんどだと思います。
その原因は、睡眠不足や疲れなど様々ありますが、
その一つに二酸化炭素の増加と酸素不足が考えられます。
授業や会議は、狭い空間に多くの人数が長時間拘束されています。
人とは酸素を吸って二酸化炭素を吐いているので、室内の空気は汚れていきます。
それが原因で、眠気を引き起こしているのです。
さらに、人から出る熱と湿気で室温と湿度も上昇し、環境としては最悪になります。
大人数を避けるか、短時間で終わらせる方が効率が良さそうですね。
夜眠気を誘おうとして、二酸化炭素濃度を上げちゃだめだよ。
睡眠の質を下げて寝ても疲れがとらなくなっちゃうよ。
二酸化炭素を下げて効率を上げる方法
二酸化炭素濃度が脳に与える影響について分かったと思います。
それでは、どうやって作業効率を上げるかについて説明します。
換気をしよう
単純ではありますが、作業効率が悪くなってきたと思ったら、換気をするようにしましょう。
空気を入れ換えることで二酸化炭素を排出し、酸素を取り込むことができます。
特に部屋に大人数でいるときは、こまめに入れ換えた方が良いでしょう。
最近はオンライン授業や在宅勤務で家で作業しているか方が多いと思います。
最近の住宅には、換気の設備がついています。その設備を使うと、1時間に家の空気の半分を交換してくれます。
2時間に1回、家の中の空気を全部入れ換えてくれます。
慶応大学の伊香賀氏らの研究によると、冬の暖房費と換気の効率を調べた結果、
1時間に家の半分の空気を交換する頻度が最も効率が良いという結果でした。
家では基本的に窓を開けて換気しなくても、空気環境は保たれていることになりますが、
料理などで急激に二酸化炭素濃度が上がった場合は、積極的に換気をしましょう。
私も家ではNO2濃度をモニタリングしながら、生産性が上がるように気を付けています。
こまめに肩回りをストレッチをしよう
授業や会議では基本座って作業をしていると思います。
そうすると姿勢が悪くなって、血流が滞ることによる酸素不足に陥ってしまいます。
ただ座るだけでなでも同じ姿勢を長時間続けることで体が固まり、血流が滞ってしまいます。
特に肩回りや首回りは凝りやすいと思います。
酸素は血流に乗って、肩から首を通って脳に届けられます。
その通り道が通りにくくなっていては、脳に届けることができません。
そこで、首を回したり、肩を回したりして、脳に酸素を届けるようにしましょう。
軽い運動をしよう
先ほどの項目同様、脳に酸素を送ってあげるために、軽い運動をすることはとても有効です。
運動をすることで、心拍数が上がり、脳への血流が増えます。
さらに、座って凝り固まっていた筋肉や神経もほぐすことができます。
しかし、勉強や仕事中にいきなり軽く運動をしようとするのは難しいですよね。
そんな時は、席から立って少し歩いてみたり、スタンディングデスクにして立って作業することをお勧めします。
歩いたり、立ちながら軽く動くことで、ふくらはぎの筋肉が動き、血液を上に押し戻してくれます。
ふくらはぎは、「第二の心臓」と呼ばれいているように、血流にとっては大事な役割を担っています。
2つの心臓をうまく使って、脳に酸素をたくさん送り届けて作業効率を上げていきましょう。
私も即席のスタンディングデスクを作って作業をしていますが、
肩こりが軽減したり、眠くなりにくかったりと効率以外の部分でもメリットを感じています。
まとめ
空気の汚れが生産性に与える影響とその改善方法について説明しました。
効率を上げる方法はよく聞く内容だったけど、ちゃんと理由があったんだね。
しかも、簡単にできるからすぐに実践できそう!
換気やストレッチはとても簡単にできで、効率が上がるんだからやらない理由がないよね。
最後に
いかがだったでしょうか?
生産性を上げるために、無駄な仕事をやらないようにすることも大事ですが、
身近な空気環境に目を向けてみてはいかがでしょうか。
皆様の明日が少しでもピカッ✨と良い日になります様に!
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