身長が低いとかかりやすい病気がある！？【身長別疾患リスク】

身長

2020.11.262020.11.11

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こんにちは♪あぴかです♪

生きていると高血圧や糖尿病、がんなどいろいろな病気になるリスクがありますよね。

でも、いつどんな病気になるかはある程度は運任せ。

とはいっても、病気になりたくない。。。

病気にならないように、全ての病気に気を遣って生きていくのも大変です。

これ食べたら血圧が上がっちゃう。。。

これ食べたら癌になるかも。。。

気にしすぎて何もできないか、開き直るか。

いちいち気にしすぎてたら人生楽しくない！！

もし、自分がかかりやすい病気のリスクがわかれば、

気を付ける病気の優先順位がつけられます。

身長別でかかりやすい病気を知って、将来のリスクに備えましょう！　

※あくまでも個人差があります。

身長別疾患リスク
身長と死亡リスク
なぜ身長で死亡リスクが変わる？
まとめ
最後に

身長別疾患リスク

国立がん研究センター　予防研究グループの研究によると

身長が高い人、低い人で死亡リスク高い病気が違うことがわかりました。

	高身長	低身長
男性	大腸がん	脳血管疾患呼吸器疾患
女性	卵巣がん	有意差なし

男性は、身長が高くなると大腸がんでの死亡リスクが高く、

身長が低いと脳血管疾患や呼吸器系での死亡リスクが高くなります。

女性は、身長が高くなると卵巣がんでの死亡リスクが高くまります。

女性の場合は、身長が低いから死亡リスクが高い病気は見受けらなかったという結果でした。

身長と死亡リスク

国立がん研究センター　予防研究グループが40～69歳の約11万人の方々を対象に

約19年間にもわたって、死亡リスクの追跡調査を行いました。

男女別に身長を次の４つのグループに分け、死亡リスクの比較をしました。

男性：160cm以下、160~163cm、164~167cm、168cm以上

女性：149cm以下、149~151cm、152~155cm、156cm以上

その結果、男性は身長が高いほど、がんによる死亡リスクが高く、

脳血管疾患、呼吸器疾患の死亡リスクが低いことがわかりました。

（女性も同様の傾向はみられたが、有意な差はなし）

がんの中でも男性は大腸がん、女性では卵巣がんが死亡リスクが高くなっていました。

なぜ身長で死亡リスクが変わる？

なぜ、身長によって死亡リスクの高い病気が違うのでしょうか。

結論から言うと、詳細なメカニズムは明らかになっていません。

しかし、この研究では理由を次のように考察しています。

高身長の人ほど発がんに関連するインスリン様成長ホルモンレベルが高いことなどが関与していると考えられています。
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8151.html#:~:text=%E6%88%90%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%BA%AB%E9%95%B7%E3%81%AF%E3%80%81%E6%AD%BB%E4%BA%A1,%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

身長が高い人で脳血管疾患（特に脳出血）や呼吸器疾患による死亡のリスクが低くなりましたが、そのメカニズムは、低身長に関連する幼少期の低栄養状態が血管内皮機能の低下により、循環器疾患のリスクを上げることや、高身長者の肺活量が多いことが呼吸器疾患に予防的に作用することなどが考えられます。
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8151.html#:~:text=%E6%88%90%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%BA%AB%E9%95%B7%E3%81%AF%E3%80%81%E6%AD%BB%E4%BA%A1,%E7%A2%BA%E5%AE%9F%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

身長が高い人は、発がんに関連する成長ホルモンが多く、

身長が低い人は、幼少期の栄養状態と肺活量が影響しているんですね。

身長が高くなるのも、それはそれでリスクがあるんですね。。。

身長が高い人は、ホルモンの影響なので自分で制御するのが難しそうですが、

低い人は生活習慣や運動によってリスク回避できそうな理由になっていますね！

これは身長が低い人にとっては、せめてもの救い！（笑）